県高校総体前特集 バスケットボール女子(2) テッペンを目指す中津北、伝統校の味わいを醸し出す

2022/05/06
  • 高校総体

 南九州四県対抗選手権大会(4月23・24日、中津市)では各県2位リーグに出場し、1勝2敗で負け越したが、「勝負どころを共有できた。ディフェンスからシュートまでの流れも良くなった」(大津留監督)。タイムアウト時には劣勢な状況を打破しようと峯を中心に活発な意見交換で修正した。峯は「新しい課題は出たが、これまで積み重ねたことができると分かった」と振り返る。

 

 伝統のオールコートゾーンプレスで強豪校を苦しめた。先輩たちから受け継がれている、気合のスイッチを入れる際に低い姿勢をとり、両手でコートをバチッとたたくパフォーマンスも様になってきた。県高校総体までに頂点を目指すための雰囲気づくりの一環として、大分県で一番高い九重山に登るという。峯は「頂上まで登ったときに、どんな景色が見られるのか楽しみ。もちろん県高校総体でもテッペンを目指して、優勝を味わいたい」と話した。

 

選手とベンチワークが一体となって勝利を目指す

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ