県高校総体 バスケットボール男子 県内無敗を続ける柳ケ浦が優勝

2021/06/13
  • 高校総体

大分県高校総合体育大会

6月6日 佐伯中央病院アリーナ

バスケットボール男子

決勝リーグ

①柳ケ浦3勝②別府溝部学園2勝1敗③大分舞鶴1勝2敗、大分上野丘3敗(順位は大会規定による)

柳ケ浦72-67別府溝部学園

柳ケ浦79-67大分上野丘

柳ケ浦95-56大分舞鶴

 

 昨年の全国高校選手権大会(ウインターカップ)の悔しさを原動力にして、柳ケ浦が7年ぶりの優勝を果たした。『県内無敗でウインターカップへ』という目標を掲げている選手たちにとって、全国高校総体出場は絶対に勝ち取りたい切符であり、ウインターカップに向けて大きなステップとなるだけに、大きな自信になる。

 

 4チーム総当たりの決勝リーグ初日の別府溝部学園戦が一つの大きな壁だった。中村誠監督は「ここで勝てないと全国には行けないという意識は、私以上に選手たちが十分理解していた」と振り返る。その思いをぶつけて、接戦を制し貴重な1勝を上げた。2日目の大分上野丘戦では、難敵に勝利した安堵(あんど)感からか、「内容はよくなかったがなんとか勝ってくれたので、次も勝てる自信があった」と中村監督。

 

 全勝で迎えた大分舞鶴との最終戦。柳ケ浦は終始攻めの姿勢を崩さなかった。キャプテンの木原光晴(3年)は要所で持ち味のドライブを決め、アシストを量産して得点へとつなげる。留学生のドゥルグーン(同)はこれまでのゴール下の柱としての役割だけでなく3ポイントシューターとしても活躍。さらに嘉数涼介や原大樹ら3年生の技術、個の力を集結して勝利を収めた。

 

アシストを量産した木原光晴

 

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