県高校総体 弓道男子団体 “見せ場”を意識した大分南が2連覇

2021/06/12
  • 高校総体

 全国高校選抜大会から県高校総体までの半年間、特別な練習に取り組んだわけではない。的中率を上げるためには数多く弓を引くしかない。各自で課題を見つけ何度も試行錯誤を繰り返して練習を進めた。練習後も残って熱心に個人練習に励む部員は多く、互いに高め合った。

 

 チームとして一つ徹底したことがある。弓を引く一連の動作で、静止した状態の「会から離れ」までの踏ん張りどころを「見せ場」と意識することだ。佐藤は「練習から意識したことを試合でも出せた。結果を残せたことがうれしい」と自信を深めた。次は目標としていた全国高校総体。「まずは予選突破に集中するが、目標は全国選抜を上回る成績」と日本一を視野に入れた。

 

全国高校総体では優勝を目指す

 

 

(柚野真也)

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