県高校総体 柔道男子団体 勝負強さを発揮した柳ケ浦が5回目の優勝

2021/06/03
  • 高校総体

大分県高校総合体育大会

5月29日 昭和電工武道スポーツセンター

柔道男子団体

決勝 柳ケ浦(代表勝ち)1−1国東

 

 柔道の男子団体は柳ケ浦が国東との激戦を制して、2大会ぶり5回目の全国高校総体行きの切符を手にした。主将の八木成勲(3年)は、「優勝できたのはうれしいが、決勝では自分が負けて代表決定戦になってしまった。九州大会、インターハイ(全国高校総体)まで時間があるので自分を含めて、もう一度追い込んで力を付けたい」と振り返り、先を見据えた。

 

 優勝への道のりは決して楽なものではなかった。「県新人大会で優勝したが、あのときは力がなかった。これまで全国大会に出場したことのない無名のメンバーだったが、出稽古を重ね自信を付けた」と小倉昌昭監督。新型コロナウイルスの第4波が来た3~4月に九州の強豪校に稽古に出向き、地道に実戦経験を積んだことで花開いた。飛び抜けた選手はいないが、「誰が出ても同じように力を出せる」と自信を持って大会に送り出した。

 

先鋒(せんぽう)戦を見守る柳ケ浦

 

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