#スポーツのチカラ 県高校総体直前特集 なぎなた

2020/07/05
  • 高校総体

 目標はもちろん優勝。全国への道が閉ざされていても3年生にとってはこれが集大成の場となる。築城監督は「うちのチームは高校からなぎなたを始めた選手がほとんどで、実力的にはまだまだ」と話すが、「つなぐ」をテーマに掲げる福徳学院の強さは、選手同士の固い絆、団結力にある。その絆によって実力以上の力を発揮することも多い。

 

 気持ちを切り替えたキャプテンの小野は「私たちのチームは人数が少ない分、大分西に比べると厳しい面もある。でも昨年は勝てたし勝機はある。みんなをしっかりまとめ、連覇を目指したい」とまっすぐに前を見据え、決意を語った。

 

 大分西との合同練習もようやく再開し、選手たちは「親しい友人に久しぶりに会えたような感じでうれしかった」と笑顔を見せる。手の内を知り尽くしている両校だが、勝っても、負けても悔いが残らぬよう、3年間培った全てをぶつけ合うつもりだ。

 

県総体連覇を目指す福徳学院

 

 

(甲斐理恵)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ