#スポーツのチカラ 県高校総体直前特集 弓道女子

2020/06/29
  • 高校総体

 県高校総体の弓道女子は7月12日、大分市の大洲総合運動公園弓技場で開催される。大分南や大分雄城台、大分豊府、別府鶴見丘などが注目校として挙げられるが、いずれのチームも高校から弓道を始めた選手が多く、大きな実力差はない。それだけに本番までの練習の「質」が問われることになる。

 

 取材に訪れたのは、優勝候補の筆頭である大分南。昨年の県高校総体、全国選抜県予選を制したが、全国では結果を残せず「今年こそは」と意気込んでいただけに、新型コロナウイルスによる大会中止の落胆は大きかった。

 「練習を再開した当初はまったく先が見えない状態。選手たちも沈んでいたが、県高校総体の開催が決まって活気が戻った」。そう話すのは久保田信輔監督。全国への道は閉ざされたが、高校生にとって特別な舞台である県高校総体開催の報が、選手たち、特に3年生に大きな希望をもたらしたようだ。

 

県総体開催が決まり活気が戻った大分南

 

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