#スポーツのチカラ 県高校総体直前特集 弓道男子

2020/06/25
  • 高校総体

 田中監督はいつもは指針を示していたが、「今大会に関して、どこに目標を置いて、どう戦うかは選手たちに任せている。他校を意識するのではなく、自分たちが何をするべきなのか、どうしたいのか考えてほしい」と黙して見守る。選手たちが自ら思考し、動くことをよしとする大工スタイルはどんな状況でもブレることはない。

 

 競技は例年通り団体戦、個人戦を実施するが、今年は競技日が1日少ないため、団体予選が個人予選を兼ねている。つまり、団体メンバーに選出されなければ、個人戦にも出場できない(団体戦に人数不足で出場しない学校は個人でエントリー可能)。3年生にとっては最後の大会。例年にも増して狭き門となった出場権を得るために、選手たちは、部活休止期間に鈍った感覚や落ちた筋力を取り戻そうとひたむきに練習に取り組んでいる。

 

大会3連覇を目指す大分工業

 

 

(甲斐理恵)

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