#スポーツのチカラ 県高校総体直前特集 剣道女子

2020/06/22
  • 高校総体

 創部3年目を迎えた女子剣道部に入部した。1年前に県外から転校してきた栗山を、2人しかいなかった同級生が温かく迎えてくれた。後輩も増え、4月には全学年がそろい、満を持して団体戦でのインターハイ出場が目標だった。しかし、新型コロナの影響で大会は中止になり、部活動も休止となった。練習も思うようにできず、目標も定まらなかった2カ月間は坂道を走り続けた。全国への道は途絶えたが、7月の県高校総体では団体戦初優勝を目指す。

 

 脚力が増し、繰り出す技の本数が増えた栗山は「これまで悔しい思いばかりしてきたので最後は勝って、みんなと笑って終わりたい」と話し、キャプテンの渡辺朔楽(3年)は「後悔はしたくない。全てを出し切る」と最後の晴れ舞台に挑む。団体戦には昨年の県高校総体の個人戦3位の竹本由佳(3年)らとともに出場する。一枚岩となって悲願の団体戦初優勝となるか。ライバルは多く、強い。

 

団体戦初優勝を狙う大分国際情報

 

 

(柚野真也)

 

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