#スポーツのチカラ 県高校総体直前特集 剣道男子

2020/06/15
  • 高校総体

 国際情報の主将・村田光(3年)は、「インターハイ出場が高校3年間の目標だった。中止になったときは何を目標にすれば良いか分からなかったが、剣道人生は終わっていない。目標がないなら作ればいい」と、県総体開催が決まってからは団体戦初優勝に照準を合わせた。他の部員にも迷いはなく、練習に打ち込めていると言う。昨年11月の県新人大会の個人戦で優勝した藤野空志(2年)は、「次は団体戦で勝ちたい。そのための練習をしてきた」と言葉に力がみなぎる。部活動休止の間は、「スポーツの基本は走ること」と高倉監督が課した階段ダッシュを繰り返し、下半身を重点的に強化した。「スタミナはもちろんだが、足が使えるようになった」(高倉監督)

 

 競技は男女とも団体戦、個人戦が開催されるが、口からの飛沫を抑えるための面マスクや技を仕掛ける時の発声を控えるなど、これまでと異なる規制があり、戸惑う場面が出てきそうだ。順応力も試される大会となりそうだが、高倉監督が話したように「迷いのない」チームが頂点に立つのだろう。

 

国際情報は団体戦優勝を目指す

 

 

(柚野真也)

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