大分雄城台高校 チームの思いをバトンに託し、エース児玉へつなげ!

2017/07/19
  • 高校総体

 陸上競技において唯一の団体種目であるリレー。大分雄城台女子400mリレーのアンカーには、県内屈指のスプリンター児玉芽生(3年)が控える。「一人ひとりの役割を果たし走り切る。アンカーにバトンをつなげば結果はついてくる」。第1走者・田中志歩(2年)、第2走者・加藤汐織(1年)、第3走者・内田桐子(3年)は、そう口をそろえた。主将でもある児玉への信頼は、それほどまでに厚い。児玉は「キャプテンとして、みんなが伸び伸びと走れるように本音で言い合える雰囲気をつくっていきたい」と、メンタル面においても主将としての役割を果たしている。


 九州高校体育大会北九州予選で100m、200m、400mリレーの3冠を果たした児玉に注目が集まる中、顧問の穴井伸也教諭はもうひとりのキーパーソンとして、同じく3年の内田の名前を挙げる。「内田は表に出ないところでチームを支えている。精神的支柱としてなくてはならない存在」という。また、1年生の加藤も体を生かした大きなストライドで、スケールの大きな走りに期待を寄せた。

 

 北九州予選でたたき出した46秒95の県新記録を更新すべく、穴井教諭は「10年、20年と残る記録を出せ」と選手を鼓舞する。インターハイでさらなる記録更新なるか、大きな注目が集まる。 

 

インターハイでの県記録更新への期待は大きい

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