剣道男子 過去最高の3位となった明豊 全国高校総体2019

2019/08/08
  • 高校総体

 創部から4年連続で挑んだ大舞台は、本気で日本一を目指した。昨夏の全国総体の準々決勝で敗れ、「全国制覇を目標に本気で1年間練習してきた。辛いことが9割、残り1割の喜び、感動のためにやってきた」(堤)。予選リーグは全勝で勝ち上がり、決勝トーナメントでも実力通りに試合を進めた。準決勝で力尽きたが、全国に明豊の名は刻んだ。岩本監督は「道半ばで倒れた。結果には悔いが残るが、正々堂々と戦った。3年生は仲が良く、チームワークがあった。毎日厳しい練習をして、できることは全てやった」と選手を称えた。

 

 勝者と敗者を分かつことが酷に思える熱戦だった。強くなりたい、勝ちたい、その一心で自らを鍛え頂点を目指した堤は「負けたことは事実。優勝校の引き立て役なので悔しい。やり抜けなかった」と声を震わせ、唯一の2年生として試合に出場した峯松大季は、「この悔しさを忘れず、自分がチームを引っ張って日本一を目指したい」と話した。

 

 

全国3位となった明豊団体メンバー

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ