ソフトボール成年女子 守り勝つスタイルで最高得点を目指す

2018/09/26
  • 国体

 本戦でも阿南を中心に「1-0で守り勝つ」スタイルを継続し、キャプテンで4番の床次栞奈(とこなみ・かんな)=4年=ら打線の奮起に期待したい。床次は「国体ではチームの持ち味である走力を発揮したい。九州ブロック大会では納得のいくバッティングができなかたので、国体ではしっかりと得点につなげたい」と意気込む。

 

 他県は社会人リーグで活躍する選手で構成したチームが多いが、大学生メンバーである大分は個々の能力をカバーできるチームワークがある。九州ブロック大会が終わってから紅白戦や練習試合を多く組み、実践練習を増やし試合勘を研ぎ澄ました。攻撃の課題はまだ残っているが、これまでの試合で蓄積した目指すべきスタイルは力強く発信することができている。「どれだけ準備をしても、どれだけ練習しても、勝利という結果を残さなければいけないという思いを感じている。選手は変にプレッシャーを感じる必要はないが、責任を持って戦えるメンバーだと信じている」と長沢監督。九州ブロック大会で得た勝利に手応えを感じているのは指揮官自身に違いない。

 

中軸打者として期待される床次栞奈

 

(仲間緒花)

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