栃木国体 空手道成年男子形 パワーが備わった成長著しい西山走が連覇達成 【大分県】

2022/10/13
  • 国体

 大会前に佐藤師範から「足の裏からパワーを出せ」と助言をもらった。「足の裏にしっかり体重を乗せることで拳先までパワーが伝わった」と西山。決勝を含めた3試合の演武で力強く蹴りや突きを打つことができたという。大会では西山と同じく日本代表選手が出場していたが、安定感が際立ち、ライバルに打ち勝った。

 

 世界チャンピオンを目指す西山にとって国体連覇は通過点に過ぎないが、「国際大会であっても、国内の大会であっても出場するからにはベストを尽くして優勝を狙う」と貪欲だ。当面の目標は、12月の全日本選手権での初優勝、そしてアジア選手権への出場だ。「今までとやることは変わらない。相手を倒す技を突き詰める。それが全て」と、見えない敵との戦いはこれからも続く。

 

世界チャンピオンを目指す

 

 

(柚野真也)

 

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