国体 バレーボール少年女子 敗戦の悔しさをバネに飛躍を誓う東九州龍谷

2022/08/25
  • 国体

 全国高校総体では、絶対的なエースの飯山エミリ(3年)をオポジットからミドルブロッカーに戻して負担を軽減し、前衛時のブロック、スパイクに集中させることで決定率は上がった。経験の少ない2年生は大舞台を経験して、戦力として計算できるようになった。国体九州ブロック大会に向けて、相原監督は「インターハイのメンバーをベースに、セッターの対角のポジションで試したい選手がいるし、他のポジションも全体のレベルアップができればいい。もちろん勝つことが大前提」と国体出場権獲得とともにチームの底上げを図る。

 

 セッターの佐村美怜(同)は、「インターハイで負けたことで、細かいところまで目が行き届くようになった。みんなの意識も変わったし、それぞれが意見を言い合えるようになった」とチームの変化を感じている。3年ぶりの国体開催は3年生にとっては最初で最後の大会となる。「日本一を掲げている以上は、まずは予選を突破する。それが全ての始まりとなる。どんな大会でも大分県代表としての誇りはあるが、先輩たちからは、国体はさらにその意識が高くなると聞いている」(佐村)と、いつもと異なるユニフォームを着て試合をすることが楽しみのようだ。

 

練習から意見を言い合えるようになった

 

 

(柚野真也)

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