ウインターカップ県予選特集 バスケットボール女子(4) スピード感あふれる超攻撃型チームへと進化した藤蔭 【大分県】

2022/10/23
  • 冬の全国大会

 スピード感あふれる藤蔭バスケが完成に近づきつつある。自陣からリングまであっという間にボールを運び、シュートを決める。「電光石火」のファストブレイクは、昨年のチームより、さらにスピードアップして進化した。

 

 6月の県高校総体は「ある程度自信を持って挑んだが、目指すバスケができなかった」と芦川尚子監督。決勝リーグ全敗に終わり、もう一度、藤蔭バスケを見直して自分たちの長所に特化することにたどり着いた。スピードとシュート力を生かした攻守の切り返しの速いトランジションこそが勝利への道標となった。

 

 チームNo.1のスピードを持つ瀧村香月(2年)がボールを運び、シュート力のある平本咲羽(3年)、窪田千潤(2年)が得点を量産する。速攻を防がれても組織的なセットプレーで、どのポジションからも得点が狙える。もちろん守備も強化してきたが、「最後に相手より1点上回ればいい」という共通意識のもと、超攻撃型チームは点の奪い合いでは一歩も引くことは考えていない。

 

 最近の練習試合では大学生相手にスピードで圧倒し、点の取り合いを制するなど調子は上向き。ウインターカップ県予選では、攻め続け頂点を目指す。

 

超攻撃型スタイルで優勝を目指す

 

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