バスケットボール男子 ウインターカップ 別府溝部学園が会心の試合で最高のスタートを切る

2021/12/25
  • 冬の全国大会

第74回全国高校バスケットボール選手権大会

12月24日 東京体育館

1回戦

別府溝部学園110-75城東(徳島県)

 

 2年ぶりの全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は最高の船出となった。1回戦に登場した男子の別府溝部学園は、出色の出来だった。「試合の入りが良かった」と末宗直柔監督。第1クオーターで31−9と大きく点差を広げた。「これまでにないほど相手のスカウティング(分析)に時間を割き、選手に(相手チームや選手の特徴を)イメージさせた」と準備について話し、会心の試合運びに笑みを浮かべた。

 

 ウインターカップに出場できなかった1年間に、時間をかけて構築した守備は強度が高く、相手のミスを誘発し、ターンオーバーから速攻で得点を重ねる。守備から攻撃への切り替えが早く、「狙いとする守備から攻撃につなげることができた」(末宗監督)。速攻が止まればモンガ・バンザ・ジョエル(3年)やエボマ・マーカス・アーノルド(2年)の2メートルを超す留学生がインサイドでボールを受け、相手ディフェンスが集約すれば、アウトサイドで待つシューターにパスを散らした。

 

攻守の切り替えの速い得意の展開に持ち込んだ別府溝部学園

 

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