バスケットボール女子 ウインターカップ 大分が白星で全国デビュー

2021/12/24
  • 冬の全国大会

 「私自身は緊張はなかったけど、終盤に追い上げられたときは焦った」と梶西。第3Qに最大19点差をつけ、チームに安心感がただよった矢先に連続失点し、相手の守備陣形ゾーンになると歯車が狂った。リバウンドが取れず、点差を詰められ、第4Qには同点に追いつかれヒヤリとする場面もあったが、この日は留学生とマッチアップした渡辺亜衣(2年)が攻守で踏ん張り、勝負どころでは梶西とともに得点を重ねた。

 

 苦しみながらも初戦を突破し、楠本監督は「辛抱強くプレーができた。反省点はあるが、いいスタートを切ることができた」と胸をなで下ろした。渡辺は「勝てたことは良かったが、まだまだできることはある。特にリバウンドの場面で(相手選手をゴール下から押し出す)ボックスアウトを徹底することができれば、もっと楽な試合ができた」と、次の試合に向けて気持ちを切り替えた。

 

全国初勝利を喜ぶ大分のメンバー 

 

 

(柚野真也)

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