冬の全国大会特集 駅伝男子 悲願の表彰台に向けて、機は熟した大分東明

2021/12/12
  • 冬の全国大会

表彰台に上がるためのポイント

・選手の見極め

・調整力

・1区で1桁順位を確保

 

 出場20回目の節目の年、悲願の表彰台が見えてきた。男子第72回全国高校駅伝競走大会に11年連続20回目の出場を決めた大分東明。井上浩監督は「県予選で予想以上の好タイムが出て、トップ5に入る位置にいる。あとは調整力」と手応えを感じている。11月初旬の県予選で記録した2時間3分38秒は、出場校のトップ5に入る好記録。同月下旬の九州大会ではタイムを落とし準優勝となったが、「慢心があった。水分補給などでミスがあったが、修正できる範囲。本番は高速レースに対応できる準備をしている、(県予選のタイムから)2分ぐらい速く走れると思う」と井上監督。

 

 柴戸遼太(3年)、岩下翔哉(同)、ダニエル・ディリツ(2年)の3本柱が絶好調。直近の記録会で好記録を更新している、故障により夏までジョギング程度しか走れなかったディリツの調子が一気に上がり、井上監督は「ターボエンジンを搭載したようだ」と驚く。本戦の序盤でいい流れをつくり、ディリツの出走予定の4区まで1桁台でタスキをつなげば、トップに立つことも考えられる。

 

好調を維持する柴戸遼太

 

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