花園県予選特集 ラグビー(2) 大分東明 限界突破の先に3連覇がある

2021/10/13
  • 冬の全国大会

 高校ラグビーの聖地・花園を目指す「第101回全国高校ラグビーフットボール大会」の県予選が17日から始まる。大会前特集の第2回は、3連覇を狙う大分東明を紹介する。

 

 2年前の県予選で大分舞鶴の34連覇を阻み、大分県高校ラグビー界の歴史を塗り替えた大分東明。昨年も大分舞鶴との接戦を制して花園への切符をつかみ、2強時代の到来を印象づけた。今年は3年連続3回目の花園を目指す。

 

 3連覇が懸かっているが、プレッシャーはないという。「過去の実績はあくまで先輩たちが残したもの。今の選手は、自分たちの代のラグビーを確立すること、自分たちらしいラグビーをすることしか考えていない。6月の県高校総体はそれができなかったから負けた」と白田誠明監督。その言葉通り、キャプテンの馬越涼(3年)は「自分たちのモットーであるエンジョイラグビーを貫き、勝利をつかみたい」、センターの日隈太陽(同)は「県大会は通過点。花園での勝利が目標」と気負いなく前を向く。見据えるのは過去の栄光でも、ライバルでもなく、自分たちの手でつかむ勝利のみ。

 

今年も展開力と機動力で東明スタイルを貫く

 

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