ウインターカップ県予選特集 バスケ男子① 爆発力を秘めた藤蔭が新勢力として名乗りを上げる

2020/10/11
  • 冬の全国大会

 課題だった守備は宇野監督が丁寧に、一から個人戦術とチーム戦術を植え付け、ようやく機能するようになった。「まだまだ戦術を落とし込めていない部分はある。ただ、全員の能力が高く、伸びしろも多い。大会までにレベルアップするだろうし、試合を重ねながら成長できると思っている」と手応えを感じている。守備システムのバリエーションが増え、失点を抑えることに成功した。

 

 初戦から「圧倒的な強さを見せつけ、勝ち上がりたい」と宇野監督。自慢の攻撃力を制限することなく、準決勝、決勝に向けて余力を残すことなど選手に求めない。出し惜しみのない潔さがある。キャプテンの大淵康太郎(3年)は「チームが同じ方向に向いているし、勝ち方が分かってきた」と自信を深めている。20代の青年監督とともに、新勢力として認知させるためには結果が必要。全国への扉をこの大会で開く。

 

勢いに乗って優勝を目指す

 

 

(柚野真也)

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