春の高校バレー女子県予選展望 盤石の女王・東龍を追え!

2019/10/17
  • 冬の全国大会

 国東、臼杵のシード校も、東龍に挑戦状をたたきつける。1月の県新人大会で準優勝した臼杵は、順当に勝ち上がれば準決勝で東龍と対戦する。キャプテンの小田彩乃(3年)を筆頭に器用な選手が多く、バランスの整った陣容だ。選手全員が辻郁徳監督のバレーをよく理解しており、スパイクのコントロールがうまく、広角に打て、ブロックアウトを取れる。サーブが正確でサーブレシーブの技術も高く、すべてが高いレベルにある。

 

 その臼杵と対極なのが国東だ。選手一人一人の身体能力が高い。独自の練習方法で個の滞在能力を引き上げた。技術は粗削りだが、それを補って余る体力とパワーがある。前述の3チームに比べ3年生がコーチに立つ人数も時間も多い。一夏を越えて、3年生は完全に一皮むけ、力強いプレーでチームを引っ張っている。1、2年生も右肩上がりに成長を遂げ、優勝戦線をかき回す力はある。

 

(柚野真也)

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