高校サッカー 全国選手権予選の組み合わせ決定 大分が第1シード

2019/09/10
  • 冬の全国大会

 抽選会で芝崎の隣に座り、組み合わせを見守った第3シードの大分工業キャプテンの高野康巳(3年)は、「組み合わせは悪くはない。県高校総体では第2シードでありながら準々決勝で負けた。あれからチームはレベルアップした。無駄な失点をなくし、決めるべきチャンスでFWの自分らが決めたい。得点王を狙いたい」と火花を散らした。

 

 5年ぶりの全国選手権出場を目指す中津東は第4シード。軸丸耕平監督は、「うちは一戦一戦を一生懸命戦うだけ。勝つことで自信と勢いをつけたい」と話し、抽選会に立ち会った副キャプテンの寺下翼(3年)は、「ようやく始まるという感じ。全部を倒さないと優勝はない。去年の大会はメンバーとして出たが、3年生の泣いている姿が忘れられない。自分たちは笑って終わりたい。試合までの残りの時間を有効に使い、万全の状態にしたい」と気を引き締めた。

 

シード4校の代表、左から高野康巳、芝崎翼、佐藤芳紀、寺下翼

(柚野真也)

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