ヴェルスパ大分 尻上がりに調子を上げた前半戦 選手層が厚く、戦術の幅が広がる

2022/07/04
  • ヴェルスパ大分

 J3ライセンスを申請しているヴェルスパ大分は、JFLリーグ前半戦最後のホームゲームで、東京武蔵野ユナイテッドFCに2-1で逆転勝利した。7勝3分4敗、勝ち点24で暫定4位に浮上した。今季のリーグ戦は、首位から7位まで勝ち点差が2と混戦模様。山橋貴史監督は「混戦はもう少し続くと思う。順位やライセンスを意識する状況ではない。一試合一試合で(勝ち点を)積み上げるだけ」と話した。

 

 残り1試合を消化して前半戦を終えるが、山橋監督が率いて2年目のチームは、尻上がりに調子を上げている。山橋監督は「序盤戦は、天皇杯などがあり連戦で苦しかったが、勝負強さや勝ちへのこだわりが浸透してきた。リードされていても諦めずに戦えている」と振り返る。東京武蔵野戦でも試合開始直後に失点したが、焦ることなく試合をコントロールして前半に同点とし、後半に逆転。リードしてからも粘り強く守り抜いた。

 

東京武蔵野戦で2得点の中野匠

 

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