三好ヴァイセアドラー ホーム開幕戦を上昇のきっかけに

2018/11/23
  • 大分三好ヴァイセアドラー

 10月に開幕した国内最高峰のVリーグ(V1)。大分三好ヴァイセアドラーは6シーズンぶりに国内トップリーグに参戦しているが、V1で唯一いまだ未勝利。これまでの8試合でセットを奪ったのは3試合のみ、他は全てストレート負けと苦しい戦いが続いている。小川貴史監督が掲げる「サーブ主導権を握り、攻撃的なバレーにつなげるスタイル」も体現できているとは言えない。

 

 直面している課題は二つ。一つは細かい部分にこだわりきれていないこと。小さなミスを連発して、ピンチを招いてセットを落とす試合が多い。全試合出場している勝将哉は「やはりトップリーグ。一人ひとりの技術が高い。サーブ、ブロック、レシーブ、全てで上回られている。今までやってきたことを完全に発揮できていない」と厳しい現実を受け止める。

 

 もう一つの課題は、実戦の中で自分たちの力を発揮しきれないメンタル面の弱さだ。「勝ち切れない状況が続き、弱気になっている部分がある」とキャプテンの高山伸悟。直近の2試合では20点に届かないセットがほとんどで、粘り強さが足りない。

 

「自信を取り戻すためには勝利が必要」と勝将哉(右)

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