ヴァイセアドラー ルーキー木本吉紀がフェアプレー賞を受賞

2020/03/20
  • 大分三好ヴァイセアドラー

 木本は「1年目から貴重な経験ができた。やはり試合に出るのと外から試合を見るのでは違う。レベルの高いチームと対戦して、自分が通用する部分と課題もわかった。もっと試合に出たい欲が出た」と気持ちはさらに強まった。スパイクでは、打てるコースの幅、威力、バリエーションは改良の余地はあるが通用する部分は多い。ブロックに関しては、そのままでは勝負できない。セッターを見て、アタッカーの動きを見て、トスの上がった場所に素早く反応するリードブロックは経験、読む力が求められる。「まだまだできないことの方が多いがスパイクでもブロックでも手応えはある」と未完成なだけに伸びしろは大きい。

 

 小川監督は「まだまだ自分の力を出し切れていないがセンターで十分に勝負できる」と高く評価。木本の惜しみない努力を見てきた。「ベンチに入れなかった時期もオフの日に1人でトレーニングをしていた。その積み重ねが力になっている」と明かす。木本の挑戦は始まったばかり。一つ一つのプレーが、先発争いのアピールにもつながる。「主力としてチームの勝利に貢献したい」と活躍を誓った。

 

収穫と課題が明確になったルーキーイヤーだった

 

 

(柚野真也)

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