トリニータ 高山薫インタビュー「プレーで経験をチームに還元する」

2019/04/12
  • 大分トリニータ

 

―移籍の経緯を教えてください。

自分自身、湘南を出るという未来は想像していなかったし、なんとなくこのまま終わる(引退する)のかなと。その反面、このままじゃいけないなと思っていた時に大分から誘われました。17年に湘南と大分の試合を見て「強いなあ」と思ったことや、周りから片野坂知宏監督がすごくいいサッカーをしていて、絶対良い経験になるからと言われたり。でもまあ、柏に移籍した時もそうだったんですけど、「あーこれ絶対行った方がいいな」と直感みたいなものが働きました。

 

―お父さんが中津市出身というご縁もありましたしね。

そうなんです。年末年始や小学生の頃は夏休みにも帰省し耶馬渓の滝つぼのある河川プールで滑って遊んだり、すごく楽しかった覚えがあります。それに、偶然にも今春から、神奈川に住む両親が中津に引っ越し、祖母と同居することになっていまして。3、4年前から決まっていただけに、運命的なものを感じました。中津は大分から1時間と近く、先日、ご飯を食べに祖母宅へ行ってきました。長生きしてほしいなあと思っています。

 

―仙台戦に向けての意気込みを教えてください。

このチームは感心するほど「一喜一憂」しない。相手というより、自分たちのやるべきことを100%発揮すれば勝てると思うのでしっかり準備して臨みたい。素晴らしいスタジアムでプレーできることは幸せ。応援よろしくお願いします。

 

(小野郁)

=プレー写真は大分トリニータ提供=

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