年男・年女インタビュー② オナイウ阿道(大分トリニータ)「ペナルティーエリア内が自分の仕事場」

2019/01/15
  • 大分トリニータ

 2019年は亥年。そこで亥年生まれの年男・年女に新年の抱負などを語ってもらった。第2回は大分トリニータのオナイウ阿道。U-19日本代表など各年代で代表としてプレーした実績があり、千葉、浦和とチームを渡り、昨年は山口で42試合に出場し22得点を記録した。身体能力を生かした豊富な得点パターンを持つストライカーはJ1で暴れ回る覚悟だ。

 

得点でチームの勝利に貢献したい

 

Q:まずは今季の目標を教えてください。

 1試合1得点以上。自分がやるべきことをやるのがチームのためになると考えています。J1残留が目標だとそこで終わってしまうので、常に上を目指して、個人としてもチームとしても上の順位にいけるようにしたいです。

 

Q:J1では2017年に浦和で1試合出場しています。J1のイメージは?

 あの頃は試合に出られなかったが、周りの選手から多くのことを吸収できました。常に高い意識を持って、自分に何が足りないかを考えながらプレーしていたので、少なからず成長できた実感はありました。その経験が昨年の山口での成績になったと思っています。課題はプレーの好不調の波をなくすこと。調子が良くないときにどれだけチームに貢献できるかを考えたいです。

 

Q:昨年は阿道選手が得点した試合は9勝7分1敗、一度しか負けていませんね。

 昨年は試合に出て、得点できたので、大きな自信になったシーズンでした。大分は攻撃に魅力のあるチームです。その中で中心となって、僕が点を取れば勝てる、点を取らせたいと思われるように信頼を得たい。自分自身にプレッシャーをかけ続けているから、もっとやれると信じています。

 

Q:大分には昨年2桁得点した選手が4人います。どのように融合したいですか。

 僕は1トップになると思うので、周りからどうパスを引き出し、連携で崩すのかが大事になる。僕の特徴を分かってもらい、そして僕自身も周りの特徴が分かるように、これからの練習でコミュニケーションをとっていきたいです。

 

Q:そのためには、自分のストロングポイントを伸ばすべきか、それともプレーの幅を広げていくべきなのか、どちらだと考えていますか?

 僕は両方やりたいです。プレーの幅が広がれば、突出した部分がなくなって目立ったパフォーマンスができなくなるかもしれない。でも、試合に出るには運動量を増やすとか、守備でのポジショニングを向上させるとか、やらなければいけないことはたくさんある。それを高いレベルでこなすことを目標に、「自分がこうありたい」という理想のスタイルもしっかり追及していきたいです。もし、どちらかしかできないのであれば、持ち味を伸ばす方を選びます。

 

コンディションが良く、体も絞れている

 

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