トリニータ トンネルを抜け、柔軟な戦い方が可能に

2018/08/05
  • 大分トリニータ

 ここ数試合、同じメンバーで続けて戦った試合はなく、システムも変わる。固定できないのか、あえて固定しないのかを片野坂知宏監督に問うと、「大枠はあるが、相手に合わせた対応を考えながら、それぞれがプレーしやすいようにしているだけ。普段のトレーニングで選手が特徴を出せば、それによって配置が決まる」との答えが返ってきた。

 

 片野坂監督はゲーム形式の練習の中で、攻守にわたってスペースを制圧し、位置的、数的、質的優位を獲得する「ポジショナルプレー」を徹底している。プレスのかけ方や、ポジション取り、ボールを奪った後の動きなどを、具体的なアクションを交えながら事細かに指示を送る。この戦術ルールをベースに、最近は選手が入れ替わっても応用ができている。

 

出番に備えコンディションを高める藤本憲明(左)と林容平

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