トリニータ 混戦の昇格争い このチャンスを逃したくない

2017/10/06
  • 大分トリニータ

 J2は残り7試合。J1昇格争いは佳境に入った。35節終了時点で、優勝争いは頭ひとつ抜けた湘南(勝点74)が優勢だが、2位福岡(同64)から6位横浜FC(同57)まで勝点差は7。7位の大分トリニータ(同55)は6位との勝点差がわずか2。残り試合を考えると上位との対戦が残っており、プレーオフ圏内(3-6位)はもちろん、自動昇格(2位以内)も不可能ではない。

 

 今季はJ2残留するために「勝点45」が最低限のノルマだったが早々にクリア。次なる目標を「勝点56、ひと桁順位」に設定した。この目標も達成目前となった今、J1昇格プレーオフ進出に上方修正しそうだ。片野坂知宏監督は「今の順位にいるのは選手の頑張りがあったからこそ。結果を出していることは評価してもらえると思う。ただ、まだ何もつかんでいない」と慢心はない。

 

 今季は夏場に4試合勝ち星がないなど苦しい時期が続いたが、その後に3連勝して復調した。キャプテンの山岸智は「自信を失いかけたところはあったけど、自分たちを見失っていたわけではない。いろんな要素があったなかで、やるべきことをやり続けたことが復調できた要因だと思う」と振り返る。

 

 

好調のチームを率いる片野坂監督だが「まだ何もつかんでいない」と慢心はない

 

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