トリニータ 新キャプテン高木駿 チームの“柱”となる「俺は俺の責務を全うする」 

2021/01/23
  • 大分トリニータ

 昨年末にかかってきた一本の電話。声の主は片野坂知宏監督だった。「新シーズンからキャプテンをやってくれないか」。今季、大分トリニータのキャプテンとなった高木駿がキャプテンに任命されるまでの経緯を話した。「ノリ(6年在籍した鈴木義宜)が移籍して心構えは少しあった。これまで盛り上げ役だったけど、トリニータを強いチームにしたい思いはあった」。指揮官直々の依頼に即答しようと思ったが、じっくりかみしめて、「カタさん(片野坂監督)の指名であれば喜んで」と引き受けた。電話を切ってから「駿なりのキャプテンになってくれ」との言葉を反すうした。

 

 2017年に川崎から移籍して5年目になる。「プロになって一番長く在籍するチーム。大分は温かい人ばかりで、ここは第二の故郷になっている」と言い切る。2018年から唯一無二の守護神となった。GKからパスをつなぎ、攻撃を組み立てる大分のサッカーの代名詞的存在だ。「カタさんに出会えて新しいサッカーを知り、自分の武器を最大限に発揮できるようになった」との思いは強い。

 

「強いチームにしたい」と語った

 

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