トリニータ 残り8試合 結果にこだわり、スタイルの成熟目指す

2020/11/19
  • 大分トリニータ

 首位を独走する川崎から上位陣との連戦が続き、最終戦まで過密スケジュールとなる。片野坂監督は「終盤戦になっても目の前の試合のためにいい準備をして力を出し切る。大味な試合はしたくない。トリニータスタイルを表現したい」と話す。今季の目標である6位にたどり着く特効薬のようなものはないが、最近は前線からの守備がはまれば、試合の主導権を握って連係を生かした攻撃を見せている。

 

 来季は今季よりリーグ戦が4試合増え、4チームが降格することが決まった。シーズン終盤に差し掛かり、監督人事や選手の去就など来季に向けた動きも見えてくる。西山哲平GMは「現体制が適切。停滞感はなく、マンネリもない」と継続路線を示唆し、「ここ数年は10名ほどの選手を入れ替えたが、今年はようやくJ1仕様となった。補強は最小限のピンポイントになる」と明かす。残り試合は来季につながるスタイルを成熟させるほかになし。

 

対戦相手によって異なる狙いを落とし込む片野坂監督

 

 

(柚野真也)

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