トリニータ 岩田智輝インタビュー「まだまだ、自分が目指すところまではいってない」

2020/10/29
  • 大分トリニータ

大分トリニータは31日、昭和電工ドーム大分で浦和レッズと対戦する。DF岩田智輝選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は29日付本紙に掲載)

 

 5232回。リーグ戦中断期間中、リフティングの自己最高記録を塗り替えた岩田智輝選手。小学生の時に所属していたチームはリフティングより足元のプレーを重視していたそうだが、智輝少年は(小学校の)学年で1番になりたいと日々励み2番になった。「毎日10分、雨でもリフティングができるスペースはあるはずなので続けること」と、キッズにエールを送る。継続と集中力、なにより負けたくないという気持ちの強さが、今日の“超攻撃的DF”をつくり上げた。

 

―オーバーラップ(攻撃の際ボールを持っている選手を後ろにいる選手が追い越すプレー)に磨きが掛かってきました。これまでのご自身の評価は?

 うーん、まだまだ、自分が目指すところまではいってないです。去年と比べて得点でチーム(の勝利)に貢献できてないし、アシストもできてない、守備でも直接失点につながるようなミスもしているし…。ただ、クロスについては去年よりは味方に合うようになってきたかなと思っています。

 

―連戦の時、敗戦した後も気持ちの切り替えはうまくできていましたか?

 負けたらただただ悔しくて、初めて5連敗した時は落ち込みましたが、次の試合まで引きずることなく、逆にやってやろうっていう気持ちになりました。

 

―先日のホーム、ガンバ大阪戦は内容が良かっただけに負けて残念でしたね。

  そうですね。最低でも勝ち点1は拾わないといけないし、もっと工夫してプレーしないといけなかったです。

 

―(第19節鹿島戦で)J通算100試合を達成され、第20節ホーム清水戦で行われたセレモニーではご両親から花束を贈られました。ちょっぴり親孝行ができましたね。

 先輩選手たちのセレモニーを見ながら、いいなあ、自分もいつかはこういう場を設けて親から花束をもらいたいなあと思っていました。両親からは「おめでとう」と祝福され、(花束を)渡してもらいうれしかったです。

 

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