トリニータ 公式戦再開後は総力戦に 岩瀬健ヘッドコーチ&安田好隆コーチ

2020/05/01
  • 大分トリニータ

 ピンチをチャンスに―。大分トリニータの岩瀬健ヘッドコーチと安田好隆コーチは、Jリーグの公式戦が延期している期間に「チャリティーフットボールディスカッション」を開催している。4月28日からテレビ会議システムを利用し、参加者とサッカー論や指導論を語り合っている。計8回を予定しており、明日は片野坂知宏監督をゲストに、2019年シーズンを振り返る。岩瀬ヘッドコーチは「自分たちにできることはないかという思いから始まり、形となった。サッカー指導者たちと同じ時間を過ごし、僕たちのこれまでの経験をシェアしたい」と語った。参加料は新型コロナウイルスに対応する県内の医療機関に寄付する。

 

 公式戦が延期となって2カ月が経ち、チームに与える影響について岩瀬ヘッドコーチは、「ネガティブに捉えていない。どのチームも状況は一緒だし、特別なことをして差をつけようと考えていない。日程が正式に決まったときに、どのように適応するのかチーム力が問われる」と話した。安田コーチは、「誰もが経験したことがないこと。知恵を絞り、選手、スタッフの全ての力が必要になる。自分自身、チームが活動できない期間にできることをして成長したい」と先を見据える。

 

テレビ会議システムで取材に応じる岩瀬健ヘッドコーチ

 

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