トリニータ 後半戦の注目選手② 高木駿と鈴木義宜の結束力

2019/07/11
  • 大分トリニータ

大分合同新聞社サンクスデー企画(2)

 

 今節のホーム札幌戦は「大分合同新聞社サンクスデー」。オー!エス!OITA SPORTS企画として、攻守のキープレーヤーを取り上げる。

 

 「片野坂サッカー」において、守備と攻撃は一体だ。現在J1日本人得点王のFW藤本憲明であっても守備を優遇されることはない。相手のボランチをマークすることもあれば、前線からパスコースを限定する守備を強いられる。もちろん守備陣はボールを跳ね返すだけではない。自陣で短いパス交換を織り交ぜて相手を誘い出すと、DFの背後を突く長いパスで好機を作る。

 

 藤本ほどまばゆいスポットを浴びないが、GK高木駿とDF鈴木義宜は好調なチームを支える大黒柱だ。ともに昨季から先発フル出場を続ける鉄人でもある。大分トリニータに加入して3年目の高木は、昨季手にした自信が今季の活躍につながっている。「GKもフィールド選手の一人。攻撃の組み立てに関われている」と話すように、足元の技術の高さを生かし、相手を食いつかせつつパスを散らす。本業のシュートストップも最後の砦となり、毎試合相手の決定機を阻止する。高木がいなければ失点していたというシーンを今季は何度も見せた。

 

幾度となく神セーブで危機を救う高木駿

 

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