放送との出会いから生まれた「夢」を追い掛ける 大分上野丘放送部 小野真由子(3年) 【大分県】

2022/12/08

 幼い頃から人前で話すことが好きだったという大分上野丘高校放送部の小野真由子(3年)。中学では合唱部に所属する一方で生徒会の議長となり、校内イベントの司会進行などを担当したことで、話すことの楽しさが増したという。「全校生徒の前で話す時に、自分の声がマイクを通して伝わることが気持ちよかった。この経験を高校でも生かしたいと思い、放送部に入部した」

 

 1年時は朗読を専攻したが、もっと違う経験がしたいと翌年アナウンスに転向。この決断が小野の人生を大きく変えた。転向後まもなく開催された「NHK杯高校放送コンテスト大分県大会」で優秀賞(2位)に輝くと、それまで意識の薄かった大会に対する熱が入り、その後の「九州高校放送コンテスト大分県予選」では見事1位を獲得。九州大会でも3位入賞するなど急成長を見せた。小野は「素直にうれしかった。九州は放送の強豪校も多いので自分の自信にもつながった」と振り返る。

 

大会前に仲間たちと実力を高めた放送部の部室

 

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