吹奏楽 マーチングに打ち込む大分商業高校の大編成

2021/07/01

 3年生32人、2年生33人、1年生31人。総勢96人で奏でるメロディーは圧巻だ。そこにバトンやフラッグなど手具を用いたカラーガード(旗衛隊)が視覚表現を行い、ダイナミズムを生み出す。大分商業高校の吹奏楽部は今、3つの大きな大会に向けて大忙しだ。

 

 県代表として出場する全国高校総合文化祭(全総文)のマーチングバンド部門に向けて、年明けから構想を練り、徐々に完成形に近づいている。平日の個人練習、パート練習に加え、最近は土日を使って朝から夕方まで、体育館で全体の音と動きを合わせる練習に時間を割く。顧問の上野浩一先生は「『音楽と動きを表現して観客を感動させたい』をテーマにイメージをすり合わせてきた」と話す。譜面通りに演奏するのはもちろん、音や動きに合わせて歩き方を統一し、楽器の上下動のタイミングなど、確認することは多岐にわたる。

 

音や動きを合わせダイナミズムを生み出す

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