嘉風関インタビュー 大好きな相撲を取り続ける

2018/12/11
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 3年ぶりに泉都・別府市で開催された大相撲別府場所(冬巡業)。佐伯市出身の嘉風関は元気な姿を地元のファンに見せた。来年3月に37歳となるベテラン力士は「力が通用しなくなったときが引き際と思っているが、全く想像できない」と、来場所以降も動き回って相手を翻弄(ほんろう)し、勝機をつかむ取り口を続けると胸中を語った。

 

Q:地元での巡業はいかがですか?

A:地元ということで稽古場に行ったときは普段より拍手が多く、温かく迎えてくれました。

 

Q:今年を振り返って、どんな1年でしたか?

A:いろんなことを経験させてもらいました。特に13連敗した名古屋場所は、なかなかできる経験ではない。今後の取組に生かせるかどうかは分かりませんが、やっぱり連敗はしたくないですね。相撲自体は悪くなく、落ち込んでもいなかったのですが、あんな結果になって申し訳なかったです。ただ、大分からの声援はありがたかったです。

 

Q:九州場所では小結貴景勝関が初優勝し、若い力が台頭しています。

A:番付でいうとベテランがいて若手が出てきて、世代交代みたいなことを言われていますが、若い力士だけでなく皆強い。たまたま時代の流れというか若手が出てきただけ。現役でやっている自分が客観的に見ても、今の大相撲は楽しい取組が多いと思います。

 

地元ファンらと交流を楽しむ嘉風関

 

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