明治北SSC シュート意識高く、17年ぶり8度目の優勝

2018/11/26
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 小学生年代の日本一を決める全日本U-12サッカー選手権の出場権を懸けた県大会決勝が25日、大分市のだいぎんサッカー・ラグビー場で行われた。

 決勝に進んだのは、縦への速い仕掛けを得意とする明治北SSCとボールを保持してパスで打開するカティオーラフットボールクラブU-12。今年度の県内の大会で結果を残している強豪チーム同士が顔をそろえた。

 

 決勝の舞台でも両者の特徴が正面からぶつかり合った。広戸誠一監督が「自分たちらしいサッカーができた」と振り返るように、明治北が試合開始1分、岡部遥(6年)のスルーパスに抜け出した増永琥士朗(6年)が先制ゴールを決めて、優勢に試合を進めた。パスをつなぐカティオーラはゴール前までボールを運んだが前半はシュート0本に終わった。

 

 シュート意識の高い明治北は、後半も積極的にゴールを狙い、またも早い時間帯に追加点を奪った。後半2分、今度は増永のクロスを決勝までの5試合で9ゴールの岡部が頭で決める。「2点目で勝利に大きく近づいた」と広戸監督。キャプテンの石本を中心とした守備陣はラインを高く設定し、統率がとれていた。相手のオフサイドを何度も誘い、決定機を与えず無失点で17年ぶり8度目の優勝を飾った。

 

全日本U-12サッカー選手権に出場する明治北

 

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