自分たちらしく、力強く 全国大会に挑む大分大附属中バスケ

2018/08/22
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 全国舞台で力を試すときがきた―。地元開催となった九州中学校体育大会バスケットボール競技(8月5・6日、別府市)で3位となり、全国大会への出場権を獲得した大分大附属中。目標の全国ベスト8を目指し、きょうから始まる全国中学校バスケットボール大会(8月22~25日、山口県)の予選リーグに挑む。

 

 2月にあった全九州春季選手権大会で準優勝し、この夏、一気に追われる立場となった。全国大会の出場権を懸けた九州大会では、初戦から対策を練るチームに手を焼いた。司令塔の安部剛史(3年)には徹底したマークがつき、187cmの長身センター宮本英駆(3年)がインサイドでボールを持つと2、3人掛りで囲い込む。「地元開催だったし、負けたら終わりの(トーナメント戦の)プレッシャーもあった」(安部)。思うような展開にならず焦れた試合が多かったが、青木将悟監督が「流れが悪くても堅守速攻を貫いた」と振り返るように、ハーフコートから粘り強く守り、確実に得点を重ね勝ち進んだ。準決勝で西福岡に敗れたが、3位決定戦の白川(熊本)では、持ち味の堅守速攻で主導権をつかみ、第3クオーターで逆転すると、安部がしっかり試合をコントロールし、一度も追いつかれることなく逃げ切った。

 

カットインからゴールを狙う安部剛史

 

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