大分上野丘高校 リーグ戦を通じて戦術浸透、完成度を高める

2018/04/25
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2018OFAリーグ開幕特集 #04

 

 「高宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2018 OFAリーグ」(OFAリーグU-18)に所属し、6月の県高校総体に向けて強化を図る高校を特集する。4回目は戦力が整い、攻撃の新しい形が見えた大分上野丘。

 

 開幕から3試合を終えて1勝1分1敗。開幕のU-16大分選抜戦(0-0)で浮き彫りとなった決定力不足の解消に向けて修正できているところが収穫だ。その後の2試合では2点ずつ決めており、期待の新1年生が加入して攻撃力は向上している。

 大分上野丘が全国高校総体、全国高校選手権大会に到達するには「得点力のアップ」は絶対条件。2月の県新人大会までは縦への素早い展開でゴールを目指したが、バリエーションの少なさと決定力不足で苦戦を強いられた。

 その反省を生かし新年度からは、「1年生に力のある選手が入り、これまでのチームとの組み合わせを考えながら攻撃に力を入れている」と島畑欣史監督。選手自身が状況に応じて選択できる攻撃パターンを与えた。同時に詰めの部分に厚みを出すため、2〜3列目にシュートの意識を高く持たせた。そのコンセプトが徐々に反映されている。

 絶対的なエース渡邉孝星(3年)がけがから復帰したのも心強い。俊敏性があり、シュートセンスもゴールへの嗅覚もある。DFの背後のスペースに抜け出す点取り屋へのパスを供給する役割は、国体メンバーに選ばれている1年生の中から抜擢し、ホットラインを形成する。

 戦力が整い、本格的な始動から1カ月足らず。戦術を突き詰める時間は明らかに足りないが、島畑監督は「真剣勝負を重ねることでしか連係は向上しない。県総体までリーグ戦や遠征で調整したい」と話した。

 悲観的な言葉はない。「試合で勝てば選手に自信がつく。修正する自信はある」と笑顔を見せた。リーグ戦ではまだまだ苦戦が続きそうだが、監督の言葉を信じる限り、反撃のチャンスは巡ってくるはずだ。

 

けがから復帰した渡邉孝星

 

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