OFAリーグ開幕 インターハイ、選手権を目指し力試し

2018/04/10
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 優勝争いと同様に大きな注目ポイントに挙げられるのが降格チームがどこになるかだ。U-16大分選抜を除いた9位、10位のチームが2部に自動降格する。降格してすぐに昇格できるほど2部リーグは甘くはなく、強化の場をやすやすと明け渡したくないのはどのチームも同じ。今年度2部リーグから昇格した鶴崎工業は「卒業生が財産を残してくれた。強い相手と公式戦を戦える機会を得たのだから大いに活用し、このカテゴリーにずっと残れるようにしたい」(松田雄一監督)とチームスタイルである堅守速攻に磨きをかけ、旋風を巻き起こすつもりだ。

 

 OFAリーグU-18には、強豪校や進学校などの多岐にわたるサッカー部や学校以外で活動する大分トリニータU-18、また出場機会が少ない控え選手たちで構成されたセカンドチームやサードチームが各カテゴリーに参加でき、他では見ることのできない多様な選手が活躍できるリーグ戦となっている。それぞれのレベルに応じてさまざまな選手が関わり、高校サッカーに青春をかけてしのぎを削る。一発勝負のトーナメント戦にはない、長丁場(4~12月)のリーグ戦ならではの選手、チームの成長を見ることのできる楽しみがここにある。

 

高校とクラブチームが対戦するのがOFAリーグの魅力

 

(柚野真也)

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