デフビーチバレー体験会 普及に向け代表選手が指導

2018/03/24
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 聴覚障がい者(デフ)によるビーチバレーボールの普及や交流を目的とした「デフビーチバレーボール」の体験会が、別府市のべっぷアリーナで開かれた。当日は雨だったこともあり、会場を餅ケ浜ビーチから変更。聴覚障がい者や小学生、大学生など約150人が参加し、デフビーチバレーの日本代表選手や大分三好ヴァイセアドラーの選手らが手話を交えて指導した。

 

 デフビーチバレーボールのルールは、通常のビーチバレーボールと変わらない。唯一の違いはチームメートの声やボールを弾く音が聞こえないこと。攻撃のパターンは指で合図したり、手話でコミュニケーションを図る。

 

 参加者はルールの説明を聞いた後、ボールを使ったアップで体をほぐし、トス、レシーブの練習、2対2の試合などを楽しんだ。デフビーチバレー日本代表の瀬井達也は「これまでは自分の練習ばかりだったが、初めていろんな方に教えて楽しかった」、同じく今井勇太は「デフビーチバレーは難しいイメージがあるが、ペアを組む相手のことを考えてプレーすれば、声や音が聞こえなくてもプレーできることが分かってもらえたと思う」と話した。

 

デフビーチバレー日本代表選手らが手話を交えて指導

 

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