3人制バスケSTAMPEDEユース “敗者”がつかんだ日本一

2018/02/17
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 高校でバスケットボール競技を続ける3年生にとって、最後の大会となる全国高校バスケットボール選手権、通称ウインターカップ。憧れの舞台に立つには、各都道府県代表の座を巡って予選を勝ち抜かなければならない。しかし、ほとんどの選手が目標に届かず、敗者となる。「全力を出し切った」と晴れやかな者もいれば、言葉にならず悔しさで涙する者もいる。

 

 多数の敗者の中から、「もう一つのバスケットボール」に挑戦し、日本一になったのがSTAMPEDEユースだ。昨年10月にチームを結成。後藤天月(大分雄城台高校3年)が「3×3(スリーバイスリー)の存在は知っていたが馴染みはなかった。でも、全国大会があると知り、もう一度日本一を狙えるならやってみたい」と、ウインターカップ県予選に敗れた高校の選手に声を掛けた。集まったメンバーは4人。昨年の国体出場を目指し一緒にプレーした少年男子県選抜チームの仲間だ。泥谷椋平(大分舞鶴高校3年)は「ウインターカップに出場できなかったので、もう一度勝負をしたかった」と振り返る。

 

第4回3×3 U18日本選手権大会で優勝した

 

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