県高校新人大会 サッカー 柳ケ浦が6年ぶり4回目の優勝

2018/01/30
  • HEADLINE

大分工業 力出せず無念の敗戦

 

 昨年の県高校総体決勝と同じ対戦カードとなり、またも悔し涙を流した大分工業。キャプテンの矢野達也(2年)は「勝てないのは力がないから」と肩を落とした。

 ロングボールを多用する相手の土俵で戦わず、ボールをつなぐ自分たちのスタイルで戦うはずだった。しかし、序盤の失点で浮き足立ち、リズムをつかむまで時間を要した。「スペースがあるんだから、そこを上手く使え」との友成義朗監督の声で落ち着きを取り戻した。ただ、思うようにパスがつながらず、後半途中から2トップの一角である矢野をボランチに下げ、ようやく安定したパスが供給できるようになったが、前線のパワー低下は否めなかった。

 

 「本来の力を出せば勝てる力はあるのだが。そこを出せないのは経験不足でもあり、実力不足。九州大会出場権を得たので、レベルの高い相手に自分たちのスタイルがどれだけ出せるか試したい」と友成監督。課題が浮き彫りなったことで、次の一手が明確になった。6月の県高校総体でリベンジを果たすべく、チームの立て直しを誓った。

 

後半途中からボランチとして試合をつくった矢野

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ