スター候補生インタビュー フェンシング上野優斗(別府翔青高校3年)

2018/01/01
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―渡部達郎監督から学んだことは?

 中学までは速いスピードから試合をつくっていくスタイルでしたが、渡部監督に指導を受けるようになってからは、ゆっくりとした動きを取り入れるスタイルを教わりました。全く違うスタイルなのではじめは戸惑ったし、難しかったですが、このスタイルを身に付けたことで戦術や攻撃の幅が広がりました。苦手だった相手にも対応できるようになったので、自信にもつながっています。渡部監督に出会っていなければスタイルを変えることはなかったと思うので、技術を向上させてもらえたことに感謝しています。

 

―高校卒業後の進路は?

 中央大学に入学し、フェンシングを続けます。中央大学を選んだ理由は、渡部監督の出身大学ということと、絶対王者の法政大学を倒したいからです。2年生のインターハイでずっとライバルだった岐阜県の大垣南高校を倒して初優勝したのですが、その時の達成感が忘れられません。強豪校を倒して全国制覇する感動を大学でも経験したいです。中央大学はレベルの高い先輩たちばかりですが、法政大学にはナショナルチームの選手が3人もいます。先日の大会で法政大学の選手と対戦した際、まだまだ実力は及びませんが、自分が狙っているところは取ることができました。努力すれば勝てるという手応えがあったので、練習を重ねていきたいです。

 

―大学1年目をどのように位置づけていますか?

 先輩たちの良いところをたくさん吸収し、一層レベルアップしたいです。また、今まで以上に体づくりや技術の向上が求められると思うので、努力したいです。選手としては1年生だからといって遠慮せず、1年目からインカレ(全日本学生選手権)チャンピオンを目指したいです。

 

―全国に通用する自分の武器は?

 “下がってからの攻め”とハングリーさが武器です。身長が高くはないので、その分、動きの速さでカバーするのが自分の持ち味です。

 

―思い描いている自分の将来像は?

 大学の4年間でたくさんの試合を重ねて経験を積み、多くの海外遠征にも行けるよう頑張りたいです。そして良い結果を残して、オリンピックでメダルを獲得することが目標です。

 

目標はオリンピックでのメダル 

 

(黒木ゆか)

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