バレーボール女子 県代表の座を射止めた大分商業、大一番に向けて高まる期待

2021/07/23
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 個性豊かなスパイカー陣を操る三浦華(3年)は、高校になってレシーバーからセッターに転向したが、「ようやくセッターらしくなった」と森監督。スパイカーの好不調、相手のブロックの位置を見極め、試合の流れを読んでトスを上げる。三浦は「トスがズレても修正してくれた。まだまだ課題は多い」と話し、思い描くセッター像には達していないと言うが、気持ち良くプレーするスパイカー陣を見るとセッターが板についたことがわかる。

 

 結果を出し、内容も悪くなかった。森監督は「レシーブ力はついた。今のバレーの精度を上げ、強いサーブで崩せるかが今後のカギとなる。この夏でどれだけ追い込めるか」と強化プランを練る。選手も満足した様子はなく、三浦は「もっと上を目指さなければ東龍(東九州龍谷)に勝てない」とチームの思いを代弁した。ライバルは日本一を常に目指している強豪校。打倒・東龍に向けて、追い上げムードは高まっている。

 

春の高校バレー県予選に向けて明るい兆しがともる

 

 

(柚野真也)

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