カヌー・スラローム日本代表合宿 勝負のシーズンに向けて調整は順調

2021/02/21
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 女子カヤックシングルの矢沢亜季は、「本格的なシーズンに向けて体の土台をつくれている。今年初めての水上合宿だが水量も安定していて、順調にメニューを消化できている。体のキレが戻りつつある」と話す。豊後大野市のふるさと大使でもある矢沢は、2015年から定期的にリバーパーク犬飼に訪れ、練習を続けている。「(日本代表)メンバーも犬飼をすごく気に入っている」と、オフの日はサイクリングや街歩きに連れ出し、ふるさと大使としての責務を果たす。

 

 今年は東京五輪が大きな目標となるが、矢沢は「昨年のワールドカップから調子がいい。世界で戦う姿を見せたい」と話し、「地元の皆さんにカヌーを広めたい。ここから世界で戦える選手を育てたい」ともう一つの目標を語った。

 残り1週間となった強化合宿。羽根田は「激流に向かう迫力がスラロームの見どころ。応援が励みになるので見学に来てほしい」と呼びかけ、矢沢は「結果で恩返しをしたい」と強い決意を口にし、勝負のシーズンにこぎ出す。

 

「結果で恩返しをしたい」と語った矢沢亜季

 

(柚野真也)

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