サッカー男子 鶴崎工業 九州大会で腕試し、自分たちのサッカーを貫く

2021/02/19
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 パスサッカーといえば攻撃の色が強いが、「後ろの安定があってこそパスをつなぎ、攻撃を組み立てられる。リスク管理の徹底が大事」との共通認識の下でチームを構築している。準決勝、決勝で無得点に終わった要因は「後ろでボールをつなげたことは良かったが、相手の守備の間でパスをつなげず、FWの選手まで行きつかなかった」(松田監督)。とはいえ、九州大会までに修正点を明確にできたことはチームの財産であり、瀬戸口は「パスの質が相手の方が上のときはミスをした方が負ける。もっと個人とチームの力をつける必要があると分かった」と前向きに捉えている。

 

 九州大会では勝利にこだわることはもちろんだが、県高校新人大会で出た課題を修復できたか試す機会でもある。トライ&エラーを繰り返し、6月の県高校総体、11月の全国高校選手権大会県予選に向けて、さらなる成長を目指す。

 

九州大会に出場する鶴崎工業イレブン

 

 

(柚野真也)

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