箱根走者が花添えた県内一周大分合同駅伝

2020/02/27
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 大学駅伝の花形である“箱根駅伝”に出場した県出身者が「春季県体・第62回県内一周大分合同駅伝競走大会(県内一周駅伝)」で凱旋出走。豊後高田の福田有馬(国士舘大学4年)は今大会で第一線を退くことを決めていた。ラストランとなった5日目の6区(14.0㌔)ではゴール直前で猛スパートし沿道の大きな声援を受けた。「なにくそ精神で走った。自分らしい走りで終われた」と笑顔がはじけた。

 

 国士舘大では1年時と4年時に2度箱根を走った。「キツいことが9割だったけど、応援してくれる方々のために残りの1割を頑張ることができた。悔いのない陸上人生だった」と振り返る。今年の箱根を走った後は達成感で気持ちが切れたが、「どんな大会より応援の温かみを感じることができる」と、最後の花道として県内一周駅伝に出場することを決めた。卒業後は公務員を目指しながら、陸上を楽しむつもりだ。「来年は市民ランナーとして県内一周駅伝に参加したい」と新たな目標を設定した。

 

今後は市民ランナーとして走り続ける福田有馬

 

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