県スポーツ少年団駅伝 女子は三重町陸上クラブが10回目の優勝

2020/02/14
  • HEADLINE

 1区を走ったキャプテンの伊藤芽生(6年)は、「自分の役割はトップに離されないこと。最初から飛ばして(後続に)流れをつくれたと思う」と役割を全うした。トップとの差を16秒に抑え、5位スタートから順位を上げ、4区の倉原里咲(5年)が区間賞の走りを見せてトップに立つ。一度順位を下げたが、6区の川辺桃(6年)が区間賞の力走で再びトップでタスキをつなぎ、逃げ切った。「体が軽かった。トップと50㍍ぐらいの差だったのでいけると思った」と川辺。

 

 夏の全国大会が終わり、短距離の練習から長距離の練習に移り半年。週4回、1年生から6年生まで約60人が集まり、「子どもたちが楽しく、集中して練習できるメニューを考えた」という麻生監督のもとでクラブ全体が底上げされ、総合力で優勝を勝ち取った。伊藤は「みんなで力を合わせることができた。優勝できてうれしい」と感激した。

 

1区で流れをつくった伊藤芽生

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ